台風の中見てきた
ゲド戦記の宮崎吾朗とは思えない出来だった。
結構良かった。
前情報でも言われてた けど「耳をすませば」だね。
ゲドの様な、世界各地で異常が云々〜 → 自分自身の影と決着して終わり。
みたいな変な?展開じゃなくて、
わかりやすく起承転結してましたよ。
ただ、開始20分くらいの導入部分が弱い感じ。ちょっとgdってたかな。
パーティあたりから面白くなってきた。
朝鮮戦争の被害や、東京オリンピック前の盛り上がり等、
社会的背景を出しつつ、主人公のストーリーが展開していくところなんかのバランスは良かったと思う。
時代背景なんかは年配の方々の方が楽しめるかもね。
自分はちょっと学生運動のノリについていけませんでしたがw
ネタバレになるからストーリーは回避しとくけど
終わりはあっさりめ。
アリエッティ程ではなかったよ。
(これで終わり!?的なあれ)
音楽に関しても、戦争や家族のシリアスBGM、学校での軽い感じのBGMなど、メリハリがしっかりしてた感じ。
「上を向いて歩こう」など時代を感じさせる歌も途中流れてた。
一番最初、キャラが喋る前に歌ってのはどうだろう?と思ったけどw
んで、気になってた声。
長澤まさみ悪くなかった。結構合ってた。
ただ、告白のくだりでの長い台詞や、母親との泣くシーンはちょっとアレだったかなw
岡田准一、ゲドのアレンときのボソボソ感が払拭されててかなり良かった。
集会での大声出すシーンなんかも違和感なかったしね。
あとあと、生徒会長はすげえ良いわ〜、
と思ってたんだけど、風間俊介だったとは。
さすが遊戯www
毎朝、U旗とW旗を掲揚し、家族や下宿人と共に朝礼をするのが日課となってい る。この掲揚は「御安航を祈る」という意味である。
海をフランス語に訳すと、ラ・メールになる。
と教えられ、北斗や友人からはメールがつまってメルと呼ばれている。
パリのカルチエ・ラタンにちなみ、
宮崎吾朗の映画『コクリコ坂から』では、
舞台となる港南学園に「カルチェラタン」と通称される部室棟が登場する。
ここらへん押さえとかないと、最初入っていきにくいですよね。
メルってなんだよ、カルチェラタンってなんだよ。
って思ってたwww
まとめると、
wiki見てから見に行けば最初から楽しめると思うw
「耳をすませば」が好きならお薦め。
観に行って損無いと思う。
あっさりした恋愛もので、ラブコメっぽいわけではない。
時代背景なんかも絡んでくるので、ドタバタせず落ちついてる感じだった。